副業で“誰にも言わずに成功したかった”男の末路

誰にも言えなかった「一発逆転」への執着

森田翔太さん（仮名・35歳）は、メーカー勤務のサラリーマン。年収は400万円台と決して低くはないが、同年代の友人たちが次々と高級車や新築マンションを手に入れていく姿に、内心では焦りと劣等感を抱いていたという。

「誰にも言わずに、こっそり成功して見返してやりたい。そう思ったんです」

ある日、SNS広告で「上場前の仮想通貨情報」を売る情報商材を見つけた。特定のLINEグループに入ると、これから爆上げ確実なコインを紹介してくれるという。

「確かに怪しいとは思いました。でも、あの時の僕は信じたかったんです。これが人生を変えるチャンスだって」

紹介された通貨に、最初は数万円を投資。すぐに結果は出なかったが、「上場すれば5倍、10倍になる」と繰り返され、次第に金額はエスカレートしていった。

「その通貨は、結局上場なんてしませんでした。連絡も取れなくなって、LINEグループも消えて…あの瞬間、全て終わったと思いました」

リボ払い、カードローン、消費者金融——気がつけば、返済だけで月に9万円近く支払っていた。

「誰にも言えなかったですね。恥ずかしくて。でも、それが余計に精神的に追い詰めてたんです」

夜中、眠れずに検索した「借金　相談　バレずに」。そこからたどり着いたのが、弁護士による債務整理だった。

「最初は“自分みたいなのが相談してもいいのか”って不安でした。でも、先生は、冷静に話を聞いてくれて…。それが本当に救いでした」

弁護士の助言で、翔太さんは“個人再生”という手続きを選んだ。借金は5分の1近くまで圧縮され、将来利息のカットも実現。

「今では毎月無理のない範囲で返済してます。まだ終わりじゃないけど、“ちゃんと戻れる道”ができたことが大きいです」

「あのとき、相談しなければ本当に終わっていたと思います。自分では“終わった”と思っても、弁護士にとっては“よくある話”なんですよ」

もしあなたが、誰にも言えずに一人で悩んでいるなら、まずは相談だけでもしてみてください。

LINE相談が可能で、家族にバレずに対応してくれるレ・ナシオン法律事務所なら、初回無料でしっかり話を聞いてくれます。