個人再生が正式に受理され、もう2年が経過しました。
私の現在を一言で言うなら、順調です。
個人再生についてはさまざまな意見があり、債務整理という方法を選ぶことに躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。私も同じでした。
しかし、あれほど心配していたことの大半は、どうにかなっています。
実際に2年間暮らしてみて、何が困り、何が困らなかったのか。順番に書いていくつもりですが、今回は「クレジットカード」について書きます。
先に言っておくと、クレカは一番困ったことではありません。むしろ想像していたより支障がなかった部類です。だからこそ最初に書いておきます。ここで身構えている人が多いからです。
心配していた「バレる」は、2年経っても起きていない
まず、家族や知人・会社には今もなおバレていません。
もちろん自分から言うような真似はしていませんが、手続きの際の書類や申請の段階ですら気づかれませんでした。普通の生活を送れています。
手続き前の私は、これが一番怖かった。ネットには「個人再生は家族にバレる」と書いてあり、それを信じ込んでいたからです。実際は、対策さえすれば起きませんでした。
クレジットカードは使えなくなる。でも困った場面は少なかった
個人再生をすると、クレジットカードはしばらく持てなくなります。
ですが正直なところ、今のところ困ることは少なかったというのが実感です。
私の支払い方法:電子決済+デビットカード
私は現在、ほとんどの場面で現金を使いません。PayPayや楽天PayなどのQRコード決済、あるいは電子決済で支払っています。
クレジットカードは作れませんが、デビットカードは作れます。このデビットカードを電子決済に紐づけておけば、支払いはそのまま完結します。
外出時の家族との買い物や食事も、最近はほとんどの店が対応しているので、困ることはほぼありません。稀に未対応の店があるので、そのときのために現金も少し財布に入れています。それで何とかなっています。
クレカに関して困ったのは「クレカ決済のみ」の場面
クレジットカードまわりで参ったのが、ネット予約や光熱費などの支払いで「クレジットカード決済のみ」にしか対応していない場合でした。
これには本当に困りました。銀行引き落としやデビットカード対応のプランに変更せざるを得ません。
本来ならクレカ決済のほうが安いのに、泣く泣く割高なほうを選ばなければならない。これはやはり残念です。
とはいえ、普段の生活で「クレカ決済のみ」という場面に出くわすことは、ほとんどありませんでした。
妻への説明は、一言で済んだ
クレジットカードがなくなったことについて、妻にはこう話しました。
「使い過ぎを防止するために、クレカは全部解約したんだ」
特に疑われることもなく、すんなり受け入れられました。
クレカが作れるようになるのは「完済してから5年後」
信用情報が回復してクレジットカードを作れるようになるのは、完済してから約5年後です。
ここで多くの人が誤解しますが、返済中の期間はカウントされません。私の場合、完済まであと1年あるので、そこからさらに5年。つまり実際に作れるようになるのは、まだ先の話です。
それでも私は、もう作ることはないと思っています。
リボ払いや分割払いができなくなったおかげで、身の丈に合う買い物ができるようになりました。家計の管理も、以前よりずっと分かりやすくなりました。
「クレカが作れない」はデメリットなのか
個人再生のデメリットとして必ず挙げられるのが「信用情報がブラックになりクレジットカードが作れない」という点です。
クレジットカードに限って答えるなら、まったく問題ありません。
カーローンや住宅ローンも組めないと言われますが、これもクレカと同じで、「身の丈に合わない買い物をしてはいけない」と考えれば、車や住宅にしても借金してまで必要なのかと、いったん立ち止まって考えることができます。
ただし、これから買う予定の人には本当にデメリット
正直に書いておきます。
私の場合、個人再生をする前に車は一括購入済みで、住宅ローンもすでに組んでいました。だからローンが組めなくても支障が出ていないだけです。
これから車や住宅を購入する予定の人、将来購入したい人にとっては、これは間違いなくデメリットになります。そこは楽観視すべきではありません。
そのうえで私の実感を書くなら、借金で苦しい経験をしたおかげで「身の丈に合う」生活を考えられるようになりました。今なら、車も住宅もわざわざ購入しなくても、工夫次第で生活できると思っています。
家族や大切な人と普通に生活できること。それ自体を喜ぶべきだと、今は思います。
今、苦しんでいる人へ
借金をする理由はさまざまです。
そして、それによって苦しみ、悩み、自殺まで考えてしまう人がいます。経験した私には、その気持ちが痛いほど分かります。
でも、立ち直ることはできます。生きていれば、必ず報われる。
悩む気持ちは分かりますが、決断して前に進むべきだと思います。決断は早ければ早いほど、その後の人生を楽しむことができます。
私の経験が、誰かのきっかけになれば幸いです。
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まとめ:2年経った今、後悔はありません
- 家族・会社にバレていない(対策をすれば起きない)
- クレカなしの生活は、電子決済+デビットカードでほぼ支障なし
- 困るのは「クレカ決済のみ」で割高な選択肢を選ばされる時くらい
- クレカが作れるのは完済から約5年後。ただし、もう作る気はない
- これから車や住宅を買う予定の人にとっては、ローンが組めないのは本当のデメリット
繰り返しになりますが、クレジットカードは、個人再生で一番困ることではありませんでした。本当に大変だったことは他にあります。それはまた別の記事で、順番に書いていきます。
個人再生を迷っている方の判断材料になれば幸いです。分からないことは、無料相談で専門家に聞くのが一番早いです。相談だけなら費用はかかりません。
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※「個人再生は家族にバレる」というネット情報は本当か:
「個人再生は家族にバレる」は本当か|任意整理にしようとした私が弁護士に救われた話
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【実体験】個人再生は家族にバレずにできた|800万円の借金を抱えた私が選んだ道
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