任意整理は恥ずかしい?借金が恥ずかしくて相談できなかった私が動いた理由
借金があることが、恥ずかしかった。
誰かに話すなんて考えられなかった。弁護士に打ち明けるなんて、もっと無理だと思っていた。
でも今は思う。一番恥ずかしかったのは、知られることじゃなくて、何もしないで苦しみ続けた時間だった、と。
「借金が恥ずかしい」の正体
なぜ、借金があることが恥ずかしく感じるのでしょうか。松岡さん(仮名・51歳・自営業)はこう言っていました。
「自分が情けない、という感覚です。ちゃんとした大人なのに、お金の管理もできなくて——って。家族にも友達にも話せなかった。弁護士に話すなんて、もっと難しかった」
これは松岡さんだけの感覚ではありません。借金問題を抱える方の多くが、「恥ずかしさ」「情けなさ」「自己嫌悪」を抱えながら、誰にも言えずに孤独に苦しんでいます。
でも少し立ち止まって考えてみてください。借金ができてしまう背景には、収入の変化、離婚、病気、事業の失敗など、本人の意思だけでは防げなかった事情があることがほとんどです。「お金の管理ができない人間」ではなく、「想定外の事態に対処しきれなかった人間」という方が正確です。
弁護士は、責めません
「弁護士に借金の話をしたら、どんな目で見られるだろう」
この心配をしている方に、松岡さんの言葉を伝えたいと思います。
「東京ロータスの担当の先生は、私の話を最後まで聞いてくれて、一言も責めなかった。『よく連絡してくれましたね』と言ってくれた。その言葉が、ずっと頭に残ってます」
債務整理専門の弁護士は、毎日多くの方の借金問題を扱っています。借金があること自体を「恥ずかしい」と思うことはありません。むしろ「解決できる方法が必ずある」という視点で話を聞くのがプロです。

恥ずかしさより、苦しさの方が勝った日
松岡さんが東京ロータスに相談する気持ちになったのは、「このまま続けることへの恐怖が、知られることへの恥ずかしさを上回った日」でした。
「毎月の返済が終わらない。このまま60歳になっても払い続けるのか——そう思ったとき、もう恥ずかしいとか言ってる場合じゃないと思った」
最初のメールを送るとき、手が震えていたそうです。それでも送った。
「あの一通が、人生の転換点でした」
「任意整理」は逃げではない
任意整理を選ぶことを「逃げ」だと感じる方もいます。でも法律で認められた正当な手続きです。サラ金問題に悩む人を救うために作られた制度であり、利用することは何も恥ずかしくありません。
むしろ弁護士の視点から見れば、「早く相談してくれた人ほど選択肢が多い」のが現実です。先延ばしにすればするほど、できることが減っていきます。

「恥ずかしかった私」が今思うこと
松岡さんは今、個人再生によって借金を大幅に減額し、毎月の返済を続けながら事業を再建しつつあります。
「あのとき相談していなかったら、今ごろどうなっていたか。考えるだけで怖いです。恥ずかしいとか情けないとか言ってる場合じゃなかった」
借金の恥ずかしさは、解決した後には消えています。残るのは「動いた自分」への安堵感だけです。


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