ギャンブル依存からの脱出と、家計再生への一歩
借金に苦しんでいた頃、私はただ「今月をどう乗り切るか」しか考えられませんでした。
しかし、ある一歩を踏み出したことで、すべてが変わっていきました。
その体験を通して、私が実際に効果があったと感じた行動をご紹介します。
家計簿アプリ「マネーフォワード」が本気で役立った
個人再生の手続き中は、家計簿の提出が必要になります。
そこで活躍したのが「マネーフォワード ME」でした。
- レシートをスマホで撮影するだけでOK
- 自動で費目を分類してくれる
- 後から集計・報告書を作る時に見やすい
このアプリのおかげで、毎日の支出を“数字”で把握できるようになり、
それまで「なんとなくお金が足りない」と感じていた感覚が、
「実際に何が足りてないのか」がハッキリ見えてきました。
保険は掛け捨てで充分、携帯は格安SIM。今まで、保険の仕組みもよく分かってない。携帯代も大手キャリアが安心だと決めつけていただけ。ちゃんと調べればよく分かりました。
SNS・オンカジとの決別。環境を“断ち切る”ことの大切さ
私がギャンブルから抜け出せた大きな理由の一つが、オンカジのアカウント削除です。
加えて、SNS上で目にしていた「〇〇円勝った!」という投稿も見ないようにしました。
なぜなら、それらの投稿は勝った時しか表に出ないからです。
本当はほとんどの人がトータルで負けている。
それでも見てしまうと、「自分も…」と、淡い期待を抱いてしまう。
この悪循環を断ち切るには、「環境から離れる」ことが不可欠でした。
ポイ活で気を紛らわし、気づけば貯まる“心の余裕”
ギャンブルを止めたあと、時間を持て余していた私は「ポイ活(ポイント活動)」に挑戦しました。
- スマホゲームの条件クリアでもらえる案件に挑戦
- スキマ時間に取り組めて、暇つぶしにもなる
- 貯まったポイントで投資や買い物もできた
正直、大きく稼げるわけではありませんが、
「何かに熱中できる」「気をそらせる」ことが、依存からの脱却には重要です。
ただし、ポイ活だけに時間を費やすのは非効率。
本格的に収入を得たいなら、副業やアルバイトのほうが断然効率的です。

返済が止まったことで、自分を取り戻せた
弁護士に個人再生を依頼してから、督促も返済もピタッと止まりました。
そして、手続きにかかる数ヶ月の間に、私は家計を立て直すことができました。
- 最初は貯金ゼロだった私でも、数ヶ月後には10万、20万と貯められた
- 不安が少しずつ減り、心に余裕が生まれてきた
- 「もう一度やり直せるかもしれない」と思えるようになった
借金に苦しんでいた頃には想像もできなかった、
“普通の暮らし”が少しずつ戻ってきた感覚でした。
弁護士への相談は、ほんの少しの“勇気”だけでいい
最初の一歩を踏み出すのは、とてつもなく勇気がいります。
けれど、その一歩を踏み出せば、流れは一気に変わるんです。
- ネットの情報だけで「自分は無理だ」と決めつけない
- 相談した弁護士が合わなければ、他の人に相談すればいい
- 自分の状況に合った“解決策”は、きっと存在する
大切なのは、「もうダメだ…」と諦めないこと。
あなたの状況に合ったやり方で、一緒に“再スタート”を切りましょう。
コメント