自己破産を後悔しないために|東京ロータスで相談した46歳が事前に知っておきたかったこと
「自己破産さえすれば全部解決する」
そう思って相談に行ったDさん(仮名・中本さん・46歳・会社員)が、東京ロータス法律事務所の弁護士から意外な一言をもらいました。
「中本さんの場合、個人再生の方が後悔しないかもしれません」
自己破産で後悔する人のパターン
自己破産は借金をゼロにできる強力な手続きですが、後悔する声も少なくありません。代表的なパターンをまとめます。

①自宅・車を失ってしまった
自己破産では、一定以上の財産は処分されます。持ち家のある方、価値のある車のある方は、自己破産によってそれらを失うリスクがあります。個人再生であれば、住宅ローン特則を使って自宅を守りながら借金を減額できるケースがあります。
②資格・職業制限が一時的に生じた
自己破産すると、破産手続き中は特定の職業(士業、警備員、保険外交員など)に就けない期間が生じます。職業によっては影響がある場合も。事前の確認が必要です。
③「もっと早く相談すれば任意整理で済んだ」
借金額が少ないうちに相談していれば任意整理で解決できたのに、先延ばしにしたことで利息が膨らみ、自己破産しか選択肢がなくなったというケースも多いです。
中本さんの場合:自己破産を考えていたが個人再生を選んだ
中本さんは住宅ローンを組んで購入した自宅があり、子どもも2人いました。消費者金融とカードローンの借金が200万円に膨らみ、「もう自己破産するしかない」と東京ロータスに相談に行きました。
「自己破産のつもりで相談したら、担当の弁護士が『自宅を守りたいなら個人再生という方法もある』と教えてくれた。そんな選択肢があるとは知らなかった」
結果として、中本さんは個人再生を選択。自宅を守りながら借金を大幅に減額し、3年間の返済計画でやり直しをスタートしました。
「自己破産してたら家を手放すことになってた。家族に本当に申し訳なかった。あのとき相談に行かなかったら、と思うとゾッとします」
自己破産と個人再生、どちらを選ぶべきか
| 比較項目 | 自己破産 | 個人再生 |
|---|---|---|
| 借金の扱い | 全額免除 | 大幅に減額(最大5分の1) |
| 自宅・車 | 処分される可能性あり | 住宅ローン特則で自宅を守れる |
| 職業制限 | 手続き中は一部あり | なし |
| 費用 | 30〜100万円程度 | 55〜85万円程度 |
| 向いている人 | 財産がない・借金が多額 | 自宅を守りたい・安定した収入がある |
どちらが最適かは個人の状況によります。「これしかない」と思い込まずに、相談時に両方の選択肢を聞いてみることが後悔しないための第一歩です。
自己破産を後悔しないための3つのチェックポイント
- 自宅・車など処分したくない財産がないか確認する
財産がある方は個人再生も検討してください。 - 職業・資格への影響がないか確認する
士業・警備・保険など、手続き中に制限がある職業があります。 - 複数の手続きの選択肢を比較する
「自己破産しかない」と決めつけず、任意整理・個人再生との比較を弁護士に聞いてみましょう。
よくある質問
Q. 自己破産すると家族に影響する?
A. 配偶者や家族が保証人でない限り、家族の借金・財産には直接影響しません。ただし家族名義の財産が実質的にあなたのものと見なされる場合は影響することも。詳細は相談時に確認してください。
Q. 自己破産は何年間影響が続く?
A. 官報に掲載されますが、一般の方が確認することはほぼありません。信用情報(ブラックリスト)には5〜10年記録が残り、その間はローン・クレジットカードが作りにくくなります。


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